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慢性的に悪化の一途を辿る
医療現場の人員不足。

今でも、看護師という職業は、
多くの学生が子供の頃から憧れている
人気の職業のひとつでしょうが、

その絶対数は確実に減少しているらしく、
現在現役で働いている看護師さん達の
負担が過大しているそうです。


東京都済生会中央病院で昨年5月に、
意識不明となって死亡した女性看護師について、
過労死と判断され労災認定された事が分かりました。

この女性看護師は、病院の人員不足の状況化で、
死亡する直前の昨年4月~5月の間に
25時間拘束の宿直勤務を8回こなし、
加えて土日も働くこともあって、
月の残業は約100時間だったそうです。


人の命を助ける現場で、人の命に関わる人が、
その誇らしい仕事をこなしたからこその過労死。

やりきれないですね。

労災認定は当然の対応だと思いますが、
ご本人が亡くなっている以上、
問題の根底から救われる話ではありません。


お金の為、家族の為、自分自身の為、
色んな意味で自分が潤う為に人は働くわけですから、
仕事をしたからこそ人が死んだ事実は、
本来なら起きてしまう事自体、異常な状況です。

亡くなった女性看護師さんに対して、
同情する事が適当であるかどうか分かりませんが、
とても可哀相に思えます。

この問題に対して答えを持っていない自分が嫌だな。



東京都済生会中央病院(東京都港区)で昨年5月、
宿直明けに意識不明になり、
死亡した看護師高橋愛依さん=当時(24)=について、
三田労働基準監督署(同区)が過労死として
労災認定していたことが17日、分かったとの事。


24歳看護師の過労死認定=人員不足、宿直明けに倒れる
-残業月百時間・労基署
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081017-00000086-jij-soci

 東京都済生会中央病院(東京都港区)で昨年5月、宿直明けに意識不明になり、死亡した看護師高橋愛依さん=当時(24)=について、三田労働基準監督署(同区)が過労死として労災認定していたことが17日、分かった。認定は9日付。

 代理人の川人博弁護士によると、高橋さんは2006年4月から同病院に勤務。昨年5月28日午前7時半ごろ、手術室の中でストレッチャーに突っ伏しているのを同僚が発見。同日夕、死亡した。持病はなく、死因は致死性不整脈とみられるという。

 高橋さんが働く手術室はもともと26人態勢だが、昨年3月末には18人になった。新人が補充されたが人員不足の状態は続き、高橋さんは4月から5月にかけ、25時間拘束の宿直勤務を8回こなしたほか、土日に働くこともあり、残業は月約100時間だった。
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